Case Studies

調査・戦略事例

Case 09:民間企業

欧米における日本産コメ加工食品の味覚受容性調査

分野
海外進出支援 グローバル センソリー調査(消費者官能調査)
業種
経済産業省関係
背景/課題

農産物の輸出拡大を推進する政府、世界の食のトレンドをリードする欧米で日本産米加工食品の可能性を検証したい

コメ及びコメ加工品の輸出拡大は政策の柱でもあるが、はたして海外に受け入れられるのか。これまで様々な調査が行われてきたが、今回は世界の食トレンドをリードするパリとニューヨークで、コメ粉パンを現地で実際に試食させて、味覚の受容性や価格受容性などを検証する。
味覚は受容されるのか、グルテンフリーのコンセプトはどのくらい有効なのかなど、さまざまな課題を検証するためには、緻密な調査設計と評価条件が重要なポイントとなる。適当に試食させての評価では、真のポテンシャルはわからない。
企画/提案

センソリーサイエンスをベースに調査モデルを開発し、現地で「おいしい」と言わせる嗜好要因を探る

試食サンプルはコメ粉パンのトースト。コシヒカリのモチモチ感が特徴だが、黒い焦げ目や歯にくっつくことに敏感な欧米人。サンプルの出し方次第で味覚の評価までに至らない可能性が高い。
そこでカルフォルニアにあるセンソリー研究所で、精度の高い評価データを回収するためサイエンスベースで評価オペレーションと調査票を開発。知覚具合を確認しながらトーストの厚さや焼き加減などをミリ単位、秒単位で設定。現地のオーガニック事情を反映した調査票を予備実験しながら調整を施した。
現地では事前に評価環境の確認・調整、現地スタッフのトレーニングを経て調査を実施、密度の高いデータを収集できた。
成果

受容性が科学的に検証され、嗜好要因から市場導入に向けてのビジョンがみえた

食べたことのない食品をいきなり食べさせての評価はハードルが高いが、適切な試食サンプルを最適な条件で評価させることで、味覚や食感についての詳細な評価データを回収できた。つまり受容性だけでなく、好まれる要因と好まれない要因、オーガニックへの適合性、価格性などを高い精度で把握できた。
提供サービス
  • グローバル商品開発
  • クロスカルチャーメジャメント(グローバルギャップの測定)